★滋賀郡西国三十三ヶ所観音霊場

札所数 33(番号付き札所:33  客番・番外札所:0)
別称  
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 文政9(1826)年かそれ以前
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・大津市内の割と限られた範囲の観音霊場。

・行程としては、およそ40㎞となっている。

・開創年は、同年10月の御詠歌集があるので推定となる。

・明治時代の廃仏毀釈によって、霊場は衰退したとされている。

・現在、霊場として活動はしていない。

情報掲載日・更新日 公開:2024年01月12日  更新:2024年01月12日

 

札番 山・院・寺号 御本尊・霊場御本尊 宗派 住所 備考
1番 海門山 満月寺 聖観世音菩薩 臨済宗大徳寺派 大津市本堅田1丁目16-18 浮御堂
2番 天正山 妙盛寺 阿弥陀如来 天台真盛宗 大津市本堅田1丁目9-18  
3番 尊法寺     (堅田)  
4番 寿寧寺   臨済宗大徳寺派 大津市本堅田1丁目6-26  
5番 福聚院 観世音菩薩 臨済宗大徳寺派 大津市本堅田2丁目15-21  
6番 龍雲山 海蔵寺 千手観世音菩薩 曹洞宗 大津市今堅田1丁目6-15  
7番 円成寺     大津市今堅田1丁目16-19  
8番 慈光山 法界寺 阿弥陀如来 浄土宗 大津市真野3丁目1-26  
9番 神宮寺 不動明王   大津市真野4丁目7-2 神田神社の境内
10番 真野山 浄国寺 阿弥陀如来 浄土宗 大津市真野4丁目15-63  
11番 願生寺 阿弥陀如来 浄土宗 大津市真野4丁目21-47  
12番 比良山 花達院     大津市小野1260 小野公民館の敷地内
13番 小野山 上品寺 阿弥陀如来 天台真盛宗 大津市小野2044  
14番 報恩寺   天台真盛宗 大津市和邇高城116  
15番 千手院     大津市和邇北浜121 北浜公民館の隣
16番 一行山 専修院 阿弥陀如来 浄土宗 大津市真野普門1丁目16-36  
17番 光明寺   真言宗醍醐派 大津市真野普門3丁目8-11  
18番 正法山 六時院 阿弥陀如来 浄土宗 大津市真野佐川町11-11  
19番 安養寺     大津市伊香立下在地町1269 廃寺、下在地会館の敷地内に小堂
20番 宮倉山 慈眼寺 聖観世音菩薩 浄土宗 大津市伊香立北在地町578 宮倉寺
21番 長栄山 昌峰院 阿弥陀如来 浄土宗 大津市伊香立生津町367  
22番 積善院 阿弥陀如来 浄土宗 大津市伊香立南庄町1430  
23番 無量山 福聚院 如意寺 阿弥陀如来 浄土宗 大津市真野大野1丁目10-1  
24番 普門寺   天台宗 大津市雄琴2丁目13-25  
25番 光明山 法光寺

釈迦如来

阿弥陀如来

薬師如来

天台宗 大津市苗鹿2丁目7-11  
26番 十輪寺     (大野)  
27番 兼含山 大正寺 阿弥陀如来 天台宗 大津市坂本6丁目4-66  
28番 比叡山 生源寺 十一面観世音菩薩 天台宗 大津市坂本6丁目1-17 近江西国33観音
29番 波止土院     (上坂本)  
30番 普門寺     (上坂本)  
31番 真光寺 地蔵菩薩 天台宗 大津市下阪本4丁目11-7  
32番 妙応山 観福寺 如意輪観世音菩薩 天台宗 大津市下阪本6丁目7-23  
33番 紫雲山 聖衆来迎寺 釈迦如来

阿弥陀如来

薬師如来

天台宗 大津市比叡辻2丁目4-17  

 

札番 御詠歌
1番 琵琶の海 隈なき影は 浮御堂 漏れぬ誓ひは 満つる月寺
2番 松風の 音は緑の 妙盛寺 漏らさず救ふ 御手にすがりて
3番 後の世を 頼む心は 尊法寺 救ひの網の 他に漏らすな
4番 そのかみは 幾世経ぬらん 寿寧寺の 庭に妙なる 松風の音
5番 今の世に 齢も長ふ 福聚院 参りて祈る 後の世のため
6番 底深き 救ひの法の 海蔵寺 参りて結ぶ 縁は頼もし
7番 罪深き 迷ひ子を引く 観音の 御歌をかみて 導きを得ん
8番 憐れみの 心隔てぬ 法界寺 結ぶ縁は 真野中村
9番 はからずも 誓ひのかつに 神宮寺 入る脇へ行く 罪も報ひも
10番 西の空 仏の里の 浄国寺 行きて登らん 蓮の台に
11番 廻り来て 二世の願ひは 願生寺 末頼もしき 身こそ嬉しき
12番 結び置く 縁朽ちせす 自ずから 観音堂の 長き恵みに
13番 上品の 寺の蓮の 花開き この世から見る 露の住処を
14番 父母の 恵みを返す 報恩寺 誠を尽くす 心高城
15番 今爰に たつね北浜 千手院 岸打つ浪に 払う罪咎
16番 選びなく 五逆の罪も 十悪も 専修の院に 消ゆる露霜
17番 隔てなく 寺も仏の 光明寺 直後の世の 道しるべなり
18番 後の世を 願ふ心は 六時院 唱のふる道は 佐川なきなり
19番 後の世に 行きて生まれん 安養寺 頼みをかくる 朝な夕なり
20番 幾度も たのみをかくる 宮蔵の 寺に歩みを 運ひこそすれ
21番 有難き 御法近江の 昌翁院 聞くと等しく 願ひ後の世
22番 年月を 重ねて祈る 積善院 なそかは連れん 弥陀の御国へ
23番 難事も 心の如く 叶のふ寺 祈るしるしは 有明の月
24番 ひとたびも 参りて結ぶ 縁の綱 あまねきかどの 寺に朽ちせぬ
25番 世の中に 放つ光の 寺なれば 草葉の露も 瑠璃と潤をふ
26番 神仏 しもは奈落の 底までも 一味の法の 十の輪の寺
27番 ひととせを 数えて見れば 大正の 月日の光 絶えぬ灯火
28番 生まれたる 源寺に 来て見れば 心の濁り 澄み渡り行く
29番 此しやはの はつくの海を 法の舟 越へて浄土へ 波止土のの寺
30番 道筋は をふき誓ひの 普門寺 選はばすくふ 大悲なりけり
31番 他念なく 御法の道を 真光寺 行ん願ひは 極楽の岸
32番 いつまても 願ふ心は 観福寺 浮き雲晴れて 出づる月影
33番 ついに行く 弥陀の御国へ 来迎寺 みそぢみところ 参り納めて