★安房国札三十四観音霊場

札所数  番号付き札所:34、客番・番外札所:3
開創年  貞永元年(1232年)
公式情報・事務局  安房国札観音霊場会 那古寺(http://awa-junrei.jp/
御開帳情報  丑歳と午歳の春頃
備考

・開創されたのは、鎌倉時代になる

・房総半島の南部に札所は点在している

・他寺の管理、個人の管理、地域の管理が多い

・御開帳時以外は、無人の札所も多い

・霊場専用の納経帳がある

作成開始日:2014年08月05日
最終更新日:2015年03月07日
札番 山・院・寺号
霊場御本尊
宗派 住所 備考
 第1番  補陀洛山 千手院 那古寺  千手観世音菩薩  真言宗智山派  館山市那古1125  坂東33観音、2番と22番管理
 第2番  潮音山 新御堂  聖観世音菩薩  真言宗智山派  館山市亀ケ原54  
 第3番  船形山 大福寺 崖観音  十一面観世音菩薩  真言宗智山派  館山市船形835  23番管理
 第4番  岩峰山 真勝寺  如意輪観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市富浦町青木173  常光寺(南房総市富浦町深名)の管理
 第5番  海恵山 興禅寺  十一面観世音菩薩  臨済宗円覚寺派  南房総市富浦町原岡275  宝鏡寺(南房総市富浦町原岡)の管理
 第6番  海光山 長谷寺  十一面観世音菩薩  臨済宗建長寺派  安房郡鋸南町勝山409  
 第7番  瑞雲山 天寧寺  千手観世音菩薩  臨済宗建長寺派  安房郡鋸南町下佐久間3180  
 第8番  乾坤山 日本寺  十一面千手観世音菩薩  曹洞宗  安房郡鋸南町元名184

 関東91薬師、鋸山、日本最大の磨崖仏

 第9番  鹿峰山 信福寺  如意輪観世音菩薩  曹洞宗  安房郡鋸南町大帷子637

 子授け観音

 存林寺(安房郡鋸南町元名)の管理

 第10番  金清山 往生寺  聖観世音菩薩  真言宗智山派  安房郡鋸南町上佐久間1241  
 第11番  奇雲山 金銅寺  聖観世音菩薩  真言宗智山派  安房郡鋸南町上佐久間1977  
 第12番  富山 福満寺  十一面観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市合戸569  標高349.5メートル、南総里見八犬伝の舞台
 第13番  鳥数山 長谷寺  十一面観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市下滝田486-1  
 第14番  朝日山 神照寺  十一面観世音菩薩  曹洞宗  南房総市平久里中205  泉龍寺の管理
 第15番  大嶺山 高照寺  十一面観世音菩薩  曹洞宗  南房総市山田1162

 大椙山 椙福寺から札所移動

 安房国108地蔵、平群21大師

 第16番  石間寺(東陽山 小原寺)  十一面観世音菩薩  真言宗智山派  鴨川市下小原374  白滝山不動教会(鴨川市上小原)の管理
 第17番  千光山 清澄寺  十一面観世音菩薩  日蓮宗  鴨川市清澄322-1  日本三大虚空蔵
 第18番  石見堂  如意輪観世音菩薩  真言宗智山派  鴨川市貝渚2261-1  金剛院(鴨川市磯村)の境外仏堂
 第19番  補陀落山 普門寺  聖観世音菩薩  日蓮宗  南房総市和田町中三原270  観音像は正文寺祖師堂内へ
 第20番  長安山 東光院 石堂寺  十一面観世音菩薩  天台宗  南房総市石堂302  関東91薬師、関東108地蔵、安房6地蔵
 第21番  長楽山 智光寺  千手観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市山名1370  
 第22番  道場山 護穀寺 勧修院  千手観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市上堀35  
 第23番  金剛山 宝珠院  十一面観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市府中687  
 第24番  平尾山 延命寺  十一面観世音菩薩  曹洞宗  南房総市本織2014-1  長谷山とも言う
 第25番  高倉山 真野寺  千手観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市久保587  真野大黒天、山内88霊場、安房6地蔵
 第26番  檀特山 医王院 小松寺  聖観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市千倉町大貫1057  小松寺七不思議、里見家の埋蔵金
 第27番  中嶋山 住吉寺  正観世音菩薩  真言宗智山派  南房総市千倉町南朝夷1353

 海上の島にあった寺院

 塩蔵寺(館山市北条)の管理

 第28番  福聚山 松野尾寺  聖観世音菩薩  真言宗智山派  館山市神余4612  瑠璃山 自性院の管理
 第29番  金剛山 慈眼寺 金蓮院  十一面観世音菩薩  真言宗智山派  館山市犬石379  
 第30番  妙法山 観音寺  十一面観世音菩薩  真言宗智山派  館山市洲崎1331  養老寺
 第31番  普門山 長福寺  千手観世音菩薩  真言宗智山派  館山市館山928  館山観音、結願寺としての立ち位置
 第32番  金剛山 小網寺  聖観世音菩薩  真言宗智山派  館山市出野尾859  安房の高野山
 第33番  杉本山 東福寺 観音院  聖観世音菩薩  真言宗智山派  館山市西長田372  来福寺(館山市長須賀)の管理
 第34番  高倉山 大山寺(滝本堂)  千手観世音菩薩  真言宗  鴨川市平塚1718  大山不動、関東三大不動尊
 番外1  震災記念観音堂  佐渡渡来丈六大観世音菩薩  曹洞宗  館山市北条2549-4  籐谷山 慈恩院(館山市上真倉)の管理
 番外2  福聚山 観音寺  聖観世音菩薩  曹洞宗  安房郡鋸南町保田335  保田神社に隣接
 番外3  大黒山 大智庵 水月堂  千手観世音菩薩    安房郡鋸南町勝山406  
 
札番 御詠歌
 第1番

 補陀落は 他所にはあらじ 那古の寺 岸打つ波を 見るにつけても

 第2番

 新御堂 見上げて見れば 峰の松 くびこい鶴に 亀戸の水

 第3番

 船形へ 参りて見れば 崖作り 磯打つ波は 千代の数々

 第4番

 遥々と 上りて見れば 真勝寺 巡礼道も たのもしきかな

 第5番

 寺を見て 今は盛りの 興禅寺 庭の草木も 盛りなるもの

 第6番

 長谷寺へ 上りて沖を 眺むれば にはまの浦に 立つは白波

 第7番  丁寧寺 聞いて訊ねて 来てみれば いつも絶えせぬ 松風の音
 第8番  遥々と 上れば日本の 山降ろし 松の響きも 実りなるらん
 第9番  信福寺 上りて岸を 眺むれば 保田の川瀬に 立つは白波
 第10番  往生寺 上りて見れば 千種の花 いつも絶えせぬ 法の声かな
 第11番  遥々と 上りて見れば 金銅寺 萩の柱は 五六千本
 第12番  重くとも 軽く上れや 富山へ 四方浄土を 見るも極楽
 第13番  分け行きて 来たりて見れば 西の谷 長谷寺とは 名所なるもの
 第14番  朝日差す 夕日輝く 神照寺 頼みをかくる 伊予の夕立
 第15番  大杉へ 聞いて訊ねて 来てみれば 仏の誓い 新たなるもの
 第16番  石のつま 峰より落つる 滝の音 結ぶ心は 静かなるらん
 第17番  吹き払う 月清澄の 松風に 浜より沖に 立つは白波
 第18番  石見堂 参りて沖を 眺むれば 舟に宝を 積むぞ嬉しき
 第19番  普門寺へ 檜原松原 分け行けば 恵みも深き 岩屋なりけり
 第20番  ただ頼め 千手の誓い 両助け 二世安楽を かけて頼めよ
 第21番  光明寺 のぼり長閑けき 春の日に 山名の花の 散るぞ惜しさよ
 第22番  朝日差す 夕日輝く この堂へ 参る人こそ 仏なるらん
 第23番  尼寺へ 参る我が身も 頼もしや 花のお寺を 見るにつけても
 第24番  平尾山 登りて見れば うどの原 出世はここに 七夕の松
 第25番  夜もすがら 真野の入り江の 松風に 尾花ぞ見ゆる 秋の夕暮れ
 第26番  小松寺と 聞いて訊ねて 来てみれば 不思議なるもの 乙王が滝
 第27番  中嶋へ 参りて沖を 眺むれば いつも絶えせぬ 波の荒さよ
 第28番  重くとも 罪には法の 松野尾寺 仏を頼む 身こそ頼もし
 第29番  ずんといり 見上げてみれば 飛錫塚 極楽浄土は 犬石の堂
 第30番  観音へ 参りて沖を 眺むれば 上り下りの 舟ぞ見えける
 第31番  観音へ 参りて沖を 眺むれば 岸打つ波に 舟ぞ浮かぶる
 第32番  遥々と 登りて見れば 小網寺 鐘の響きに あくる松風
 第33番  故郷を 遥々ここに 杉本へ 我が行く先は 近くなるらん
 第34番  極楽の 御法はここに 大山の 千手の誓い なおも頼もし
 番外1  泡やとて 立つ間無き間に 消ゆる身は 同じ蓮の 花の台に
 番外2  ありがたや 真の道に 手引きして 深き縁を 結ぶ御仏
 番外3  ありがたや 千手の糸を つずみ来て 慈悲の御下で 今ぞ着るらん