★中武蔵七十二薬師霊場

札所数 72(番号付き札所:72  客番・番外札所:0)
別称  
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報 寅年に予定されている、直近の御開帳は第20回の御開帳に当たる平成22(2010)年4月7日から13日まで
開創年・開創者 安永5(1776)年 寛智法印と松本忠左衛門(松本自観)
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・埼玉県内の薬師如来霊場になる。

・中武蔵とは、埼玉県中央部の4市4町を指している。

・現在の札所配置だと、全行程はおよそ160kmになる。

・徒歩巡拝で、最低4日は必要になるとされる。

・開創当時の道程だと、十八里十四丁余とされている。

・開創の願主となった寛智法印は第1番札所龍福寺の中興住職で、松本忠左衛門は吉田の人物。

・完全な御開帳霊場であり、それ以外の期間は御朱印も参拝も不可となる札所が多い。

・龍福寺がガイドブックを御開帳に合わせて発行している。

・一覧作成は他に、西郊民俗談話会 第212号(平成22年9月19日)を参考とした。

情報掲載日・更新日 公開:2018年11月22日  更新:2018年11月22日

 

札番 山・院・寺号 御本尊 宗派 住所 備考
1番 天神山 不動院 龍福寺 不動明王 真言宗智山派 坂戸市戸口453 坂戸観音
2番 薬師堂     坂戸市沢木 沢木集会所
3番 泉福寺 地蔵菩薩 天台宗 坂戸市長岡 廃寺、お堂のみ
4番 璃光山 薬王院 大薬寺 薬師如来 真言宗智山派 入間郡毛呂山町大類112 大類公会堂の隣
5番 金玉山 智福寺 薬師如来 真言宗智山派 入間郡毛呂山町西大久保148 八坂神社の隣
6番 清水山 彼岸院 大栄寺 阿弥陀如来 真言宗智山派 坂戸市厚川78  
7番 長福寺 薬師如来 真言宗 鶴ヶ島市上新田 廃寺、お堂のみ
8番 高福寺 不動明王 真言宗 鶴ヶ島市高倉 廃寺、お堂のみ
9番 花陰山 薬師寺 薬師堂 薬師如来 真言宗 坂戸市三光町 三光花影集会所
10番 常福寺 薬師堂 大日如来 真言宗 坂戸市元町 廃寺、お堂のみ
11番 安養山 蓮華院 善能寺 阿弥陀如来 真言宗智山派 鶴ヶ島市脚折町6  
12番 藤金山 法昌寺 釈迦如来 曹洞宗 鶴ヶ島市藤金467  
13番 広谷山 正音寺 聖観世音菩薩 真言宗智山派 鶴ヶ島市上広谷  
14番 正進庵     川越市天沼 天沼新田自治会館
15番 瑠璃光山 観音寺 薬師堂 薬師如来 真言宗 川越市鯨井1840 廃寺、鯨井自治会館、鯨井八坂神社の境内
16番 薬樹山 永命寺 不動明王 真言宗智山派 川越市下小坂  
17番 三宝山 長福寺 大日如来 真言宗智山派 坂戸市紺屋892 富士見堂
18番 東円寺     坂戸市紺屋 廃寺、紺屋集会所
19番 藤井山 霊泉院 勝光寺 薬師如来 天台宗 坂戸市横沼361  
20番 北谷山 瑠璃光院 薬師堂     坂戸市横沼452 個人管理
21番 薬王山 東光寺 不動明王 真言宗智山派 坂戸市小沼266  
22番 宝福山 西光寺 釈迦如来 曹洞宗 坂戸市塚越567  
23番 龍護山 実相院 大智寺 大日如来 真言宗智山派 坂戸市石井2331  
24番 薬師堂 薬師如来 臨済宗建長寺派 坂戸市島田419  
25番 天林山 東蔵寺 薬師如来 臨済宗建長寺派 坂戸市島田725  
26番 薬師堂     坂戸市赤尾 個人管理
27番 東光寺 地蔵菩薩 真言宗 比企郡川島町中山1155 廃寺、中廓集会所
28番 瑠璃山 東福院 大日如来 真言宗智山派 比企郡川島町下伊草141  
29番 草芽山 大聖寺 大日如来 真言宗智山派 比企郡川島町伊草161  
30番 大福寺 地蔵菩薩 真言宗豊山派 比企郡川島町平沼308  
31番 薬師堂     比企郡川島町牛ケ谷戸489 個人管理
32番 常楽山 養竹院 薬師如来 臨済宗円覚寺派 比企郡川島町表9 円覚寺100観音
33番 霊松庵 薬師如来 真言宗 比企郡川島町畑中 畑中南集会所
34番 大福寺 地蔵菩薩 臨済宗円覚寺派 比企郡川島町東大塚273  
35番 善福寺 不動明王 真言宗智山派 比企郡川島町下八ツ林307  
36番 善福寺 不動明王 真言宗智山派 比企郡川島町下八ツ林307  
37番 法薬山 威徳寺 薬師堂 薬師如来 真言宗 比企郡川島町下八ツ林586 廃寺、お堂のみ
38番 光勝寺 薬師如来 真言宗 比企郡川島町上八ツ林 廃寺、光勝寺墓地
39番 慈眼山 円泉寺 薬師堂 薬師如来 真言宗智山派 比企郡川島町一本木  
40番 薬師堂     比企郡川島町吹塚 個人管理
41番 宝光山 医音寺 薬師如来 真言宗智山派 比企郡川島町北園部202  
42番 超福寺 薬師堂 阿弥陀如来 天台宗 比企郡川島町北戸守 北戸守集会所
43番 光明寺 阿弥陀如来 天台宗 東松山市早俣451  
44番 寂照山 不二院 長松寺 阿弥陀如来 浄土宗 東松山市高坂1184  
45番 薬師堂 薬師如来 真言宗 東松山市毛塚791  
46番 医王山 瑠璃院 常安寺 阿弥陀如来 天台宗 東松山市西本宿530  
47番 巌殿山 正法寺 阿弥陀如来 真言宗智山派 東松山市岩殿1229 坂東33観音
48番 澤田山 長慶寺 不動明王 真言宗智山派 東松山市神戸1678  
49番 万蔵寺 阿弥陀如来 天台宗 東松山市葛袋256  
50番 八正山 定宗寺 薬師如来 天台宗 東松山市石橋518  
51番 大願山 成就院 浄光寺 地蔵菩薩 天台宗 東松山市下青鳥126 武蔵国13仏
52番 花蔵院 薬師如来 天台宗 東松山市下青鳥805 廃寺、下青鳥会館
53番 泉蔵寺 薬師堂 薬師如来 天台宗 東松山市上押垂 廃寺、お堂のみ、青押集落農業センター、比企西国33観音
54番 西福寺 薬師堂 阿弥陀如来 天台宗 東松山市下押垂227  
55番 利仁山 無量寿寺 阿弥陀如来 曹洞宗 東松山市下野本662  
56番 城谷山 長源寺 釈迦如来 曹洞宗 比企郡吉見町南吉見378  
57番 祝融山 萬松寺 釈迦如来 曹洞宗 東松山市柏崎341  
58番 愛宕山 寿命院 無量寺 不動明王 真言宗智山派 比企郡吉見町久保田1380  
59番 薬師堂     比企郡吉見町下細谷 墓地内
60番 松岡山 明王院 十一面観世音菩薩 真言宗智山派 比企郡吉見町下細谷415  
61番 薬師堂     比企郡吉見町和名 和名二集会所
62番 岩殿山 光明院 安楽寺 聖観世音菩薩 真言宗智山派 比企郡吉見町御所374 坂東33観音、関東88霊場、東国花100寺
63番 岩室山 龍性院 不動明王 真言宗智山派 比企郡吉見町北吉見309  
64番 沢水山 城恩寺 阿弥陀如来 浄土宗 東松山市松山町3  
65番 法音山 多門院 福聚寺 阿弥陀如来 天台宗 東松山市本町2 元札所真福寺は廃寺で石仏のみ
66番 頼綱山 宝性寺 不動明王 真言宗智山派 比企郡吉見町江綱1299  
67番 清岑寺 薬師堂 薬師如来 曹洞宗 東松山市市ノ川779 目薬師、永福寺(市ノ川212)の管理
68番 妙雲山 覚性寺 阿弥陀如来 真言宗智山派 東松山市東平438  
69番 萬松山 西明寺 阿弥陀如来 曹洞宗 東松山市野田359  
70番 東松庵     比企郡滑川町羽尾  
71番 岩星山 明星院 円光寺 阿弥陀如来 天台宗 比企郡滑川町伊古1243 武蔵国13仏
72番 医王山 薬王院 慶徳寺 阿弥陀如来 曹洞宗 比企郡滑川町大字中尾812 加田薬師

 

札番 御詠歌
1番 年経れど 朽ち果てもせず 我人の 皆身の上を 照らす御仏
2番 畏しこさは 朽ち木も知るや 罪咎も 霜と消え行く 瑠璃の光に
3番 仰ぐだに 苦しみ多き 世の中を いとへ届ける 瑠璃の御法を
4番 薪負う 類学びて 奉る花をば受けよ 瑠璃の御仏
5番 法の道 おおくほかけて 諸人の 波平らかに 瑠璃の御国へ
6番 日の光 遍く照らす 誓いには 罪あつかわも 隔てじと聞く
7番 打つ波が 来ん夜も長き 幸いと ねぎことかけよ 寺の御本尊
8番 十余り 二つと立てし 誓いには 高倉経なん あだし仏に
9番 畏さは 映れる花の 影なれや 手にも取られぬ 瑠璃の御法は
10番 頼むぞよ 有為の山坂 とく越して 導き給へよ 瑠璃の御国へ
11番 諸人の 身のいたつきも 山の名も 安く養へ 瑠璃の恵みに
12番 紫の 雲かと見れば 恵みある 瑠璃の御寺に かかるふじかね
13番 村の名の 広きや瑠璃の 誓いかな 御代の仏は いづれ乍らも
14番 罪も消え 迷いの雲も 晴れ行きて 心の垢を すすぐ天沼
15番 尊きに 涙ぞ落つれ 南無薬師 来世は罪も 消えぬと聞くから
16番 海をなす 永き命の あらん程は 仕いまつらん 瑠璃の仏に
17番 名の寄する 小野の古道 踏み分けて 藍より青き 里の若草
18番 詣で来ん やま人もなし 薪負い 瑠璃の仏に 身を仕うとて
19番 よそよりも 勝れて光る 寺の名の 瑠璃の誓いの 恵み遍ねく
20番 縦横に 歩みを運み 北谷なる 花の台の なかば頼まむ
21番 村の名の 小沼とは云はじ ひと途に 瑠璃の光を 人ぞ問い来て
22番 つるの道 迷はで何時か 越しゆかむ 瑠璃の仏の 御名を光に
23番 世の人の 浅き心も 石の井の 深き誓いを 汲みて知るべし
24番 比べなむ 誓いも有らじ またたぐい 並々ならぬ 瑠璃の誓いに
25番 東より くらるる寺の 名に負はず 四方に知らるる 瑠璃の御仏
26番 何時見ても 触れるあかを そのままに 瑠璃の御国へ 至る嬉しき
27番 暗き海 流れ行く身を 堰止めて 導く瑠璃の 誓い仰がん
28番 たとえいく 障りありとも 只頼め 畏き瑠璃の 深き誓いを
29番 寺の御名 唱へて頼め 幾障り すみ果てぬべき 憂世ならねば
30番 澄む水に 心の月も おのずから 瑠璃の恵みの 深き平沼
31番 富田なる 里に実りの 舟あれば 渡り兼ねたる 世の人もなし
32番 法の種 田の上置きて 三保ノ谷の 桜に残る とみが言の葉
33番 豊なる 実りの畑の なかおねを 照らす恵みや 比企の松風
34番 大いなる 仏の誓い 幸いと 寺の名に合う 瑠璃の御本尊
35番 御手に持つ 緑の壷の 薬王子 此の世後の世 助け賜はれ
36番 南無薬師 ひとたび御名を 聞くからに 障りも晴るる 身こそ安けれ
37番 真なる 影を映して 川島の 深き誓いの 瑠璃の鏡に
38番 今よりは 迷いの闇も 晴れぬべし 光勝るる 寺に詣でて
39番 湧きて尚 清き泉に 影見えて 心の月も 円かなるらむ
40番 吹き掃う 心の塵も 残りなく 緑妙なる 塚の松が枝
41番 想いてや とても憂き世の 旅の空 花の園部に 宿り求めん
42番 包めども なるともりてや 諸人の 詣でぬもなし 瑠璃の御前に
43番 都幾川 塵も流れて 月もはや また類なき 光をぞ見る
44番 恵あれや 年経り長き 松の戸の 明け暮れたのむ 瑠璃の誓いに
45番 罪咎も 旭に当たる 霜融けて 畏き瑠璃の 御名の光や
46番 四つの罪 五つの道の 常安く 栄ふも瑠璃の 恵みなるべし
47番 さざれ岩の 岩殿みなる 後までも 瑠璃の光の 照らさずもなし
48番 あと垂れし 誓いは同じ 十余り 二つ御神と 名は変われども
49番 暑さをも 凌ぐ薬の 葛袋 水も漏らさで 誓い深きし
50番 只頼め 朽ちぬ願いの 石橋の 名を添い掛けて 渡り行くらん
51番 隔てぬと 聞くも畏き 誓いかな やしまの外も 瑠璃の恵みに
52番 風吹かば 花は隠れよ 寺の名に 手向となれる 瑠璃の御庭に
53番 山鳥の 名をしだり尾の 永き世の 暗きを照らす 瑠璃の御光
54番 諸人の 病を癒す 願なれば 憂き世の人も 仰ぐなるべし
55番 量り無き 誓いや寺の 名に負いて 瑠璃の許へに 詣でぬもなし
56番 先の世に 作りし罪も 流川 歌うる瑠璃の 御名の声かな
57番 玉かしわ 先の世よりの 縁しとて 隠れる瑠璃の 実りをも聞く
58番 出づる日も 入る日も同じ 誓いにて 量り無き世の 光頼まん
59番 蓮の根の 糸も細谷の 契りにて 又寄り合はん 花の台に
60番 置く露に 影を映して 隔てなく まことに照らす 瑠璃の月影
61番 世の人の 常に想いを かけまくも 畏き法の 道を尋ねん
62番 詣で来て 頼みを掛けよ 名にし合う 安く楽しむ 寺の御仏
63番 尋ねなば かくとも知らぬ こや瑠璃の 光遍き 城山の月
64番 とこ永久に 緑もゆるね 松山の 影を汲まなん 法の沢水
65番 後の世を 瑠璃の仏に 契りなば あだ浪越せし 末の松山
66番 朝日影 さして緑の 国よりも 四方に知らるる 峯の松風
67番 只願う したひよとうに 後の世を 清き岑なる 花の台に
68番 四つの海 波平かに 治まるも ひとつは瑠璃の 恵みなるべし
69番 雨風も 時を違へず 悪きことの 頼みもありや 瑠璃の恵みに
70番 頼みなば 羽を並ぶる 契りまで 露も漏らさぬ 松の下影
71番 様々に 誓いは変われ 円かなる 光は同じ 干支の神々
72番 有り難き 瑠璃の御法の 寺々を 廻り果てぬる 身こそ頼もし