◆干支 守り本尊霊場について

人は生まれたときから、仏様に守られているという考え方があります。その仏様は生まれた年の干支によって決められており、守り本尊や守護本尊などと呼ばれています。その仏様をお参りしてご利益やご加護を得ようというのが、この干支守り本尊霊場になります。

 

・子年生まれ・・・千手観世音菩薩

・丑年、寅年生まれ・・・虚空蔵菩薩

・卯年生まれ・・・文殊菩薩

・辰年、巳年生まれ・・・普賢菩薩

・午年生まれ・・・勢至菩薩

・未年、申年生まれ・・・大日如来

・酉年生まれ・・・不動明王

・戌年、亥年生まれ・・・阿弥陀如来

 

しかしながらこちらの霊場、今ひとつ活気がありません。霊場設立や再興が増えることもなく、昭和時代の頃には全国的に流行したとの記載も目にしますが、現行の霊場もそれほど賑わっているとの声もなかなか聞こえてこないのが現状です。思うに、自分の守り本尊をお参りする理由は明確に持てますが、それ以外の仏様にお参りする理由を持てないところ、すなわち霊場という単位で見るのが難しい点が挙げられるのではないでしょうか。

さてこちら、十二支なのになぜ8仏なのか、そもそも守り本尊の選出理由や干支との対応自体もどうやって決められたのか、明確にはわかっていないとも言われています。それはそれで、なんだか神秘的な気もしてくるようです。それぞれの縁日にお参りすることで、ご利益やご加護も大きくなるとされています。

 

◆全国の干支 守り本尊霊場

霊場の名称 札所の地域:都道府県 活動状況
北海道・東北地方
仙台十二支守り本尊 [宮城県]  
会津十二支守り本尊 [福島県]  
     
関東地方
彩の国 武州路十二支 [埼玉県]
武州寄居十二支守り本尊 [埼玉県]
三浦半島 干支守り本尊八仏 [神奈川県]
     
中部地方
遠江十二支 [静岡県]  
大名古屋十二支 [愛知県]  
     
近畿地方
     
中国地方
     
四国地方
さぬき十二支 [香川県]
     
九州・沖縄地方
首里干支十二ヶ所 [沖縄県]
     

 

※記号について

◎:活動活発、巡拝者多い、対応スムーズ

◆:参拝は可、札所ごとに対応は異なる

△:基本的に御開帳霊場

★:活動停止、または廃霊場