◆十三仏霊場について

死者の追善供養として執り行われる、初七日から三十三回忌までの仏事に割り当てられた、十三の仏様をお参りする霊場です。

ベースとなるのは、唐の時代の十王信仰。これが鎌倉時代以降に日本でも広まり、七回忌、十三回忌、三十三回忌が加えられて13の仏事になりました。

七回忌以降の仏様は、真言宗でメインとなる仏様なので、成立には大きく真言宗が影響を与えていることを示しています。

十三仏霊場は、基本的に追善供養、祖先崇拝なので、心願成就や開運祈願などを願う他の霊場などとは色合いが異なっています。

また十三仏霊場は、基本的に昭和50年以降の成立であり、霊場としての歴史も観音霊場などと比較して浅いと言えます。

加えて、檀家や巡拝者に向けて供養を促すために、寺院側の発議によって開創されたケースが多いともされています。

◆全国の十三仏霊場

霊場の名称 札所の地域:都道府県 活動状況
北海道・東北地方
北海道十三仏霊場 [北海道]  
陸中十三仏霊場 [岩手県]  
山形十三仏霊場 [山形県]  
庄内十三仏霊場 [山形県]  
出羽の国十三仏霊場 [山形県]  
出羽路十三仏霊場 [山形県]  
     
関東地方
利根川中流十三仏霊場 [埼玉県・群馬県]  
多摩十三仏霊場 [東京都]
武蔵国十三仏霊場 [埼玉県]
埼玉十三仏霊場 [埼玉県]
秩父十三仏霊場 [埼玉県]
鎌倉十三仏霊場 [神奈川県]
     
中部地方
北信濃十三仏霊場 [長野県]
桶狭間十三仏霊場 [愛知県]
     
近畿地方
仏塔古寺十八尊霊場 [大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県]
京都十三仏霊場 [京都府]
おおさか十三仏霊場 [大阪府]
神戸十三仏霊場 [兵庫県]
淡路島十三仏霊場 [兵庫県]  
紀伊之国十三仏霊場 [和歌山県]  
     
中国地方
出雲国十三仏霊場 [島根県]
     
四国地方
四国霊場十三仏 [徳島県・高知県・愛媛県・香川県]
四国十三仏霊場 [徳島県・愛媛県・香川県]  
伊予十三仏霊場 [愛媛県]  
伊予府中十三石仏霊場 [愛媛県]  
     
九州・沖縄地方
     
     

 

※記号について

◎:活動活発、巡拝者多い、対応スムーズ

◆:参拝は可、札所ごとに対応は異なる

△:基本的に御開帳霊場

★:活動停止、または廃霊場